内訳がわからないものは確認する
有料老人ホームのパンフレットなどでは、料金に関してもあいまいな表現は許されません。
例えば、住居費用や介護費用以外に「管理費」や「使用料」と表示しているだけでは、その内容が判別できません。
つまり、管理費といっても、それが人件費なのか、その場合には誰の人件費なのか、または共用施設の維持管理費なのかなど、それらの内訳がわかるようになっていなければならないということです。
「介護サービス費用」の内訳も確認する
「介護サービス費用」と表記されていた場合にも、その内訳を明記しなければならないのはもちろんですが、介護保険の自己負担とは別に「介護一時金」などとして介護サービス費用を徴収する場合には、その用途は介護保険の対象外のサービス費用でないといけないことになっています。
つまり、介護保険給付つきの対象であるサービスであれば、それは二重取りになってしまいますので、別途介護サービス費用を徴収してはいけないことになっているのです。
こういった有料老人ホームの料金表示は、非常にわかりにくいものですが、その中でも特に「管理費」と「一時金」は内訳がわかりにくくなっていますので、しっかり確認したいところです。 |