役所というのは、法律的なことは教えてくれますが、具体的な手続きやシステムについての専門家ではありませんので過度に期待をしてはいけません。

また、これは医療ソーシャルワーカー（病院のソーシャルワーカー）やケアマネージャーについても同様です。

医療ソーシャルワーカーは、退院前に親身に相談に乗ってくれます。また、すでに介護認定を受けていてケアプランなどを作成してもらっている場合には、ケアマネージャーは身近な存在ですから、色々と頼りにしてしまいがちです。

このような流れで、つい有料老人ホームを選ぶ際にも相談したくなるものですが、医療ソーシャルワーカーやケアマネージャーというのは最低限の情報は持っていますが、ホーム選びの指針とまではいきませんので注意が必要です。

ケアマネージャーの仕事は、在宅介護を支援するという性格が強いですから、どうしても有料老人ホームの紹介や選択については後回しになってしまう傾向があるからです。

とはいえ、このような専門家が情報を持っていないからといって責めることはできません。あくまでも、過度に頼ることはやめたほうがいいと考えておきましょう。

□料金内容が不明確なものの確認
□食事の写真には要注意
□食事や自立支援の表現に注意
□有料老人ホームの開設年月日
□住所から有料老人ホームを検索する

□イベントは別料金かを確認
□「個室仕様」は個室ではない
□建物・周辺環境は足で確認
□正確な情報を収集する
□有料老人ホーム選びは誰に相談したらよいか