どのような住宅のことをいうのですか?
シニア住宅は、管轄が国土交通省で、財団法人高齢者住宅財団が認定した高齢者住宅のことをいいます。このシニア住宅の定義は、次のようなものです。
⇒ 「高齢者の生活特性に配慮した設備・仕様で、生活を支援するための生活関連サービスのついた住宅であること」
なお、高齢者住宅財団の認定基準では、一戸あたりの床面積は30u以上で、室内はバリアフリー仕様で緊急通報装置の設置が義務付けられています。
シニア住宅と有料老人ホームとの違いは?
シニア住宅の経営母体は、公団、公社、民間などですが、「住宅」とついていることから、住宅型有料老人ホームと混同されがちです。
シニア住宅のシステムは、有料老人ホームとほぼ同様なのですが、次のような点で異なります。
■介護状態が進むと「介護専用型」に住み替えること
■60歳以上で健康で自律していることが条件であること
■通常の引越しと同様、住民票を移す必要があること
■社会人の保証人を立てることが義務付けられていること |