利用料設定はどうなっているのですか?
ケアハウスには、入居者は同じスペース、同じ生活サービスを受けても、前年度の所得に応じて18段階の利用料設定があります。
つまり、所得の格差によっては、Aさんは月に6万円、Bさんは月に8万円、Cさんは月に12万円というように支払額が異なってきます。また、もともとケアハウスは軽費老人ホームですから、入居一時金もありません。
ケアハウスの利用料はどうなっていますか?
ケアハウスの利用料は、次のように格安です。
⇒ 家賃に相当する管理費+食費(およそ5万円程度)+事務費(人件費)+光熱費
また、所得に応じた家賃の補助もありますので、有料老人ホームと比較するとずっと割安になっています。
特定施設入所者生活介護の指定について
ケアハウスには、有料老人ホームには不可欠の居宅介護サービスである「特定施設入所者生活介護」の指定を受けているケアハウスと、指定を受けていないケアハウスがありますので、知っておいてください。
なお、入居の条件が自立なので、将来介護を伴い、介護が重度になれば、「特定施設入所者生活介護」の指定を受けていないケアハウスは退去しなければなりません。その点においては、健康型有料老人ホームと同様であり、終の棲家にはなり得ない施設といえます。 |