有料老人ホームに何を期待するのか?
有料老人ホームを選ぶ際には、そこを「施設」ととらえるのか「在宅生活の延長」ととらえるのかによっても、人によって考え方は色々です。
ただ、いずれにしましても、自宅以上の安心感や病院のような安心感を、住まいとしての有料老人ホームに期待している方は多いのではないかと感じています。
住まいとしての期待とは?
住まいとしての有料老人ホームへの期待としては、次のようなものがあげられます。
■入退院を繰り返しつつも、ご家族が付き添ってあげられない方
■人工透析や在宅酸素などの医療依存はあるけれど、より日常的な環境を望んでいる方
■病院への入院を続けたいけれど、退院を余儀なくされる方
ライフスタイルの変化や社会的背景などにより、こうした方々も増えているようです。
こうした要望も多いせいか、最近では、可能な限りこのような期待に応えられるような住まいと医療サポートの充実を謳った有料老人ホームが台頭しつつあります。
医療サポートのある有料老人ホームとは?
医療サポートに特に注力している有料老人ホームとしては、次のようなところがあります。
■有料老人ホームの運営母体が病院を経営している医療法人
■診療所併設の有料老人ホーム
■看護師24時間常駐の有料老人ホーム
このような有料老人ホームでは、協力医療機関の担当医らが、緊急時でも迅速に診察できる環境が整っていたり、また、看護師24時間体制の場合には、夜間帯のたんの吸引やインシュリン注射などの医療行為について専門のスタッフから毎日適切に対応してもらえます。
まさに、こうした有料老人ホームには、自宅での暮らしにプラスαの安心があるといえます。 |