有料老人ホーム高い価格設定は?
高齢化に伴って、住まいのかたちも多種多様になってきています。人の数だけ暮らし方があるように、それに伴う住居選びも様々になったといえるのでしょう。
近年、有料老人ホームの価格帯にも幅が出てきています。ここでは一般的な価格設定についてみていきたいと思います。
有料老人ホームの高い価格設定の理由としては、たとえば次のようなものがあります。
■新築物件である。
■介護職員や看護職員の常駐など人員が厚い。
■医療に特化した介護体制を整えている。
■立地条件がよい。
⇒ 都心部や地域中心部にあり、さらに以下のような条件にあるもの
・交通至便
・駅から近い
・ロケーションがよい...など
■食事面の配慮
⇒ 食材、食器など
■一人当たりの専有スペースが広い...など
有料老人ホームの低い価格設定は?
有料老人ホームの低い価格設定の理由としては、たとえば次のようなものがあります。
■社員寮などの転用物件を活用している。
■立地が都心中心部より郊外よりである。
■看護師が日勤帯のみなど、人員配置を工夫している。
■有料老人ホームとしての機能や品質はしっかり維持しつつ、過度に高級なものでないものを使用している。
なお、少数派ではありますが、新築で自家厨房であっても低価格の入居金を設定しているところや、年齢によって低料金になるシステムもあります。
低価格帯の有料老人ホームを選択する理由としては、「病院からの退院が迫っているけれど、在宅介護は無理。できれば今すぐ用意できる資金の範囲内で」というような緊急性のある場合が多いのかもしれません。
しかしながら、低価格な料金設定が実現できる理由というのは施設によって異なりますので、慎重にチェックするようにしたいところです。 |