有料老人ホーム(介護施設)ガイド



介護士と看護師のケアについて

どのように異なるのですか?

有料老人ホームのパンフレットでは、看護師が対応することをアピールするものが多いことに気づかれると思います。

これは、まず看護師がいないと、インシュリン注射や経管栄養の器具の設置・洗浄などの専門的な医療ケアをホーム内で受けることができないからです。

介護職員は、原則としてこれらの医療ケアはできません※。

なので、夜間などに介護福祉士しかおらず、医療ケアや緊急時の医療判断が必要な場合には、看護師や協力医療機関に電話連絡をするシステムを取っているホームが多いようです。

なお、連絡体制が整っていればよいものの、そうでない場合は、介護職員の判断の遅れが入居者の生命を左右することにもなりかねません。

よって、些細なことでもすぐに救急車を呼んでしまうという実態もあるようです。

※原則としてと書いたのは、実は明確に線引がされているわけではないからで、実際、血圧測定や検温、浣腸などは介護福祉士でもできます。


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介護士と看護師のケア

有料老人ホームはピンキリ
パンフレットは文章・写真・イラストに注意
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24時間対応ではその内容が大切


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