脳卒中になるとどうなるのですか?
脳卒中は大変こわい病気です。
なぜなら、脳の組織というのは、神経細胞がほんの数分間無酸素状態になるだけで破壊されてしまい、元に戻ることはないからです。
通常は、たとえ命が助かったとしても、言語障害が残ったり、手足にまひが残ったりと、これが原因で寝たきりになってしまうことも多いのです。
脳卒中の原因は?
脳卒中の原因にもっとも深く関係してくるのは、高血圧です。高血圧症が続くと、動脈硬化になりやすくなるからです。
つまり、動脈が硬くなったり壁が厚くなったりして血液が詰まりやすくなるのです。
動脈硬化の症状は?
動脈硬化になると、はじめのうちは症状はあまり出ないのですが、それが進行していくと、めまい、頭痛、胸の痛み、手足のしびれ、動悸・息切れなどの症状が出てきます。
これが発展すると脳卒中になる危険性があるわけですから、放置しておかず、早めの治療が必要です。 |