3つのタイプとは?
有料老人ホームには、次の3つのタイプがあります。
■介護付有料老人ホーム
⇒ 介護保険の居宅サービスの中の特定施設入所者生活介護の認定を受けています。
⇒ 介護はホームの職員が行います。
⇒ 「介護専用型」と「自立型」に区分されます。
■住宅型有料老人ホーム
⇒ 介護が必要になった場合に、訪問介護等の介護サービスを利用しながら居室で生活を継続することが可能です。
⇒ 介護保険上は、自宅にいるのと同様の取り扱いです。
■健康型有料老人ホーム
⇒ 介護が必要になった場合には、契約を解除して退去しなければなりません。
⇒ あくまでも自立できる入居者のためのホームであることから、リゾート感覚で利用する女性の方もいるようです。
有料老人ホームの入居方法
有料老人ホームには、次の3つの入居方式があります。
■終身利用権方式
⇒ 入居一時金を支払うことにより、入居者一代限りの終身利用権が保証されます。
⇒ 償却期間が設けられていて、途中退去の際には未償却分が返還される返還金制度を設けているホームが多いです。
⇒ 償却期間を過ぎても新たな入居一時金は不要ですが、2人入居の際には追加入居金を支払うケースもあります。
■賃貸方式
⇒ 毎月賃貸料を支払う方式です。
⇒ 入居一時金を併用して終身賃貸方式を採用するホームもあります。
■分譲方式
⇒ 所有権がありますので、不動産取得税、固定資産税等の税金がかかります。
⇒ いつでも売却することができますが、一般の不動産屋は取り扱っていません。
⇒ 相続も可能です。 |