自分の希望を明らかにしておく
有料老人ホームに入居する前に、生活設計を組み立て、ホームに希望することと、自分がどのように生活したいのかを検証する必要があります。
例えば、都会暮らしを続けたいと考えるのであれば、有料老人ホームが郊外型では困ることになります。
また、お稽古やカルチャーセンターは、これまで通りに通いたいですとか、行きつけの美容院や病院に近いところがいいなど、自分の希望を明らかにしておくことが重要です。
ホーム側も新たなサービスを創出
有料老人ホームでも、これまでのサービスを見直し、入居予備軍のニーズに応えようとしているようです。
具体的には、ホームの1階にクリニックを併設したり、パソコンのブロードバンド化に着手したりと、従来の有料老人ホームにはなかったような新サービスの創出に躍起になっています。
パソコンのブロードバンド化なんて…と思われるかもしれませんが、今や海外旅行にもパソコン持参の時代です。パソコンがライフスタイルの重要な一部になられている方々にとっては、非常に大きな問題なのです。
入居を前提にした生活設計が大切であるということは、上記のことでもおわかりかと思いますが、見学する前に自分なりの青写真をつくれば、ある程度は解決するものですから、ホームの見学に際しては、細部に渡る観察と質問を繰り返すようにしたいところです。 |