協力病院の表記に注意
有料老人ホームのパンフレットや広告には、必ずといっていいほど「協力病院」が表記されています。
この協力病院については、多くのホームで近隣に確保していますが、総合病院とは限りません。複数の医療機関と協力関係をとっているホームもあるからです。
また、協力病院であるからといって、入居者のために常にベッドが用意されているわけではありません。診療も他の患者さんと同様に順番待ちです。
ただし、一人で通院できない場合は、ホームの職員が付き添ってくれます。
協力病院の「協力」とは?
協力病院では、何を協力するのかというと、年数回行う健康診断を協力病院が行っています。
入居者のカルテがあり、検査データがありますので、病気にかかってしまった時には、一人ひとりの身体の状況がすぐにわかり、早期の診療が可能になります。
なお、協力病院が内科医や歯科医の場合には、訪問診療を行っているケースもあります。
協力病院のチェックポイント
入居契約を行う際には、協力病院のチェックも必要です。自分のかかりやすい病気やケガを診てもらえる病院なのか、その科目も確認しておきたいところです。
もしそうでない場合には、近隣のかかりつけ医となってくれそうな病院があるかどうかを調べておく必要があります。 |