サービスには人手がかかる
サービスの内容というのは、当然ホームごとに異なりますが、費用とサービスは正比例していると考えてよいと思われます。サービスには、当然のことですが人手が必要になります。
例えば、介護付有料老人ホームの職員と入居者との比率は、職員1人に対して3人以上と規定されていますが、これはあくまでも基準であって、標準的なサービスが提供できる限度を示しているにすぎません。
職員とマンツーマンであれば、さらに利用者のニーズに応えることができるのは言うまでもありません。
もちろん、入居一時金の高額な有料老人ホームが介護サービスの質が高いとは一概には言えませんが、相対的にはサービスを充実させる環境を用意できるのです。
それには、よく教育された職員が、基準以上の人数だけ確保されている必要があります。
リーズナブルで良い有料老人ホームはありますか?
稀に入居費用がリーズナブルであるにもかかわらず、少数精鋭のスタッフが利用者の希望することを精一杯こなしている有料老人ホームもあるようです。
このようなホームに共通するのは、経営者が利用者の話をしっかりと聞いて、モラルの高いスタッフが、経営者のポリシーを忠実に守っているということです。
本来は、こうした有料老人ホームが多くあるのが理想的ですが、現状ではまだまだ多くはないといえそうです。 |