介護する人の負担には、どのようなものがありますか?
介護する人は、介護に伴う身体的な疲労だけでなく、心理的な負担やストレスが蓄積していくものです。
介護する側に起こりやすい健康障害のなかで、もっとも多いものは腰痛です。 これは、日常的な介護で、介護される人を支えたり抱えたりしますので、これが腰に大きな負担を与えているのです。
また、介護される側が感染症の場合に、介護する側が感染症になってしまうということも起こります。
ストレスの予防はどうすればよいのでしょうか?
ストレスの受け方は、人によって個人差がありますが、場合によっては、不眠、頭痛、全身倦怠感、抑うつ状態...などさまざまな状態に陥ってしまいます。
このようなストレス状態を予防するためには、自分に合ったストレスマネジメント(ストレスに対する耐性を高めること)を実践することが必要になってきます。
具体的には、自分の体調などに常に注意することや、環境とのバランスのとれた生活をすることなどといわれます。
要するに、緊張をほぐし、リラックスできる時間や場所をどのように確保するかが重要ということですね。 |