有料老人ホーム(介護施設)ガイド



入居一時金の高い安いだけでは選べない

入居金はどのように支払うのですか?

入居金の支払方法は、申し込みの時に申込金※としておよそ20万円を準備し、契約時に全額の3分の1を、入居前日までに残りの3分の2を納める、というのが一般的です。

この際、一括と分割の方法があるのですが、分割というのは、契約時から入居前日までの期間中の分割のことを意味します。

これは、中には、株価が契約時より入居予定日のほうが高額で売買できるとか、定期預金の解約に合わせて入居したいなど、個々の都合があるからです。

また、有料老人ホームによっても契約の取り決めが異なりますので注意が必要です。

※契約時に入居一時金の一部として相殺されます。なお、契約中止の場合は、返還されます。

入居一時金のほかに毎月の家賃も必要?

入居一時金というのは家賃の前払いのことですが、最近の有料老人ホームでは、入居一時金を設定しているのに毎月の家賃を納めるところもあります。

これは、入居一時金を安く抑えた分を毎月の家賃として分割払いしているに過ぎませんので、それを度外視して、単純に入居一時金の高い安いだけで有料老人ホームを選ぶのは問題があります。

つまり、20年間その有料老人ホームで暮らすという前提で計算しないと正確に比べることはできないということです。


契約内容を十分把握する
入居一時金の高い安いだけでは選べない
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