トラブルを避けるためにしっかり読む
重要事項説明書というのは、非常に読みにくく記載されており、それをすべて読むのはかなり面倒です。
そのため、事前にしっかり目を通さないまま契約してしまい、後でトラブルとなることも多いようです。
例えば、パンフレットには記載がなかったことで、入居後に話が違うと苦情を言ったところ、重要事項説明書には明記されていますと言い返されてしまったなど…
こうした事態を避けるためにも、重要事項説明書はしっかり読んでおきたいところです。
施設の名称と事業主体の名称とは異なる
重要事項説明書を読む際には、まずはじめに、施設名だけではわからない「運営主体」を確認します。
具体的には、重要事項説明書のはじめに「事業主体の名称」という欄がありますので、ここから有料老人ホームの運営主体を把握します。ここでのポイントは、施設の名称と事業主体の名称とは異なるという点です。
また、この事業主体が、有料老人ホーム以外の事業を行っている場合は、「他の主な事業」の欄にホーム運営以外の事業について記載されていますので参考になります。 |