「入居時の要件」で介護度を確認
重要事項説明書の施設概要では、「入居時の要件」も重要です。
例えば、ここに「入居時要支援・要介護」と記載されていたとすると、この有料老人ホームでは、介護の不要な健康な人(自立の人)は入居できないことになります。
反対に、「入居時自立」と記載されていたとすると、この有料老人ホームでは、要支援・要介護の人は入居できないことになります。
「一般型特定施設である有料老人ホームの介護にかかわる職員体制」の確認
職員体制については、介護が必要な際には特に重要になります。特定施設の指定を受けている有料老人ホーム※は、要介護者3人に対して介護・看護職員1人が最低基準とされています。
しかしながら、現実的には、この最低基準ですと充実したサービスは難しいことから、多くのホームではそれ以上の職員体制をとっているようです。
例えば、要介護者2人に対して介護・看護職員が1人であれば十分な体制といえ、1.5人に大して1人であれば非常に手厚いサービス体制であるといえるでしょう。
ただし、高水準になればなるほど、それだけ費用が高くなる可能性も大きくなります。
※「類型」の介護付き有料老人ホームのことです。 |