有料老人ホーム(介護施設)ガイド



重要事項説明書の施設概要(2)について

「入居時の要件」で介護度を確認

重要事項説明書の施設概要では、「入居時の要件」も重要です。

例えば、ここに「入居時要支援・要介護」と記載されていたとすると、この有料老人ホームでは、介護の不要な健康な人(自立の人)は入居できないことになります。

反対に、「入居時自立」と記載されていたとすると、この有料老人ホームでは、要支援・要介護の人は入居できないことになります。

「一般型特定施設である有料老人ホームの介護にかかわる職員体制」の確認

職員体制については、介護が必要な際には特に重要になります。特定施設の指定を受けている有料老人ホーム※は、要介護者3人に対して介護・看護職員1人が最低基準とされています。

しかしながら、現実的には、この最低基準ですと充実したサービスは難しいことから、多くのホームではそれ以上の職員体制をとっているようです。

例えば、要介護者2人に対して介護・看護職員が1人であれば十分な体制といえ、1.5人に大して1人であれば非常に手厚いサービス体制であるといえるでしょう。

ただし、高水準になればなるほど、それだけ費用が高くなる可能性も大きくなります。

※「類型」の介護付き有料老人ホームのことです。


資料請求の方法は?
重要事項説明書はホームの概要
施設は公的機関か私的機関か
重要事項説明書の施設概要(2)
「前年度1年間の退職者数」

資料請求におけるトラブル
重要事項説明書で運営主体を確認
重要事項説明書の施設概要(1)
「従業員に関する事項」
「サービスの内容」「契約の解除」


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