有料老人ホームを選択する上で、そのサービス内容は一番重要なところといえます。

まず「協力医療機関」の欄には、協力してくれる病院やクリニックなどの医療機関についての説明が記載されています。

ここでの判断基準ですが、内科だけでは心もとないですから、眼科や整形外科などの診療科目があれば安心レベルといえるでしょう。

また、持病がある場合には、対応する診療科目があるかどうかがその判断基準となりますので、もしない場合には選択からはずした方がよいと思われます。

退去要件として、長期入院の場合に退去するという記載がある有料老人ホームは、避けたほうが無難です。

ただし、退去しないといけないが、再入居する場合には系列の有料老人ホームに優先的に入居できるという記載があれば、安心ラインといえます。

また、事業者からの契約の解除の場合、入居者への予告期間がない有料老人ホームは、避けたほうが無難です。この場合、3か月（90日）の予告期間があれば安心ラインといえます。

□資料請求の方法は？
□重要事項説明書はホームの概要
□施設は公的機関か私的機関か
□重要事項説明書の施設概要（２）
□「前年度1年間の退職者数」

□資料請求におけるトラブル
□重要事項説明書で運営主体を確認
□重要事項説明書の施設概要（１）
□「従業員に関する事項」
□「サービスの内容」「契約の解除」