「入居者の状況」でチェックすべきポイントは?
重要事項説明書の「入居者の状況」を見れば、入居者の要介護度、年齢、男女比がわかります。
ここで、本人の状態よりも重度の入居者が多い有料老人ホームは考えものです。これは、本人とかけ離れた状態の人が多いと、ホームでの友人ができにくいことから、楽しく過ごせない可能性が高いからです。
ただし、要介護度4以上であれば、介護してもらうだけで精一杯と考えられますので、この限りではありません。
具体的な判断基準は?
判断基準としては、半数以上が本人の要介護度と2レベル以上離れているのであれば、その有料老人ホームは選択肢からはずした方が無難です。
「入居率」は8割以上が目安
開設して間もない有料老人ホームは別としても、2年以上経っているのに入居者が少ないというのは問題です。
経営状況も危ういものとなっている可能性が高いですから、こうした有料老人ホームは絶対に避けたいところです。
なお、「入居率」の具体的な判断基準としては、8割以上が目安になると思われます。 |