有料老人ホーム(介護施設)ガイド



財務諸表で経営の安定度を知る

財務諸表とはどのようなものですか?

有料老人ホームの場合、入居時に一時金という形で大金を支払うことになりますので、入居してすぐに倒産なんてことになったらどうしてよいかわからなくなってしまいます。

なので、有料老人ホームの運営主体が安定した経営をしているのかをチェックすることが必要になってきます。この会社の状態を知るための健康診断書のようなものが「財務諸表」です。

財務諸表を読むことによって、その会社が健康なのか、あるいは病気なのかがわかります。

資料請求とともに財務諸表ももらう

パンフレットを請求するときには、財務諸表も一緒にくださいとお願いしてください。

実際には見せてくれない有料老人ホームも多いようですが、出せないと言われても見学のときに再度見せてくださいと伝えてください。

もし、見学時に閲覧できる場合はメモや写真にとっておくとよいでしょう。なお、上場企業の場合であれば、決算短信※でも構いません。

ちなみに、国の指導指針としては、入居を考えている人に対しては、希望があれば郵送であろうと出して欲しいということのようです。

※決算期の財務状況の要点をまとめた書類のことで、財務諸表を要約したようなものです。


「契約の解除」
「前年度退去した人の数とその理由」「居室の状況」
「契約締結日から90日以内の契約解除による返還金」「介護サービス一覧表」
財務諸表で経営の安定度を知る
財務諸表の読み方(長期支払い能力)

「入居者の状況」「入居率」
「利用料」「保全措置」
「介護サービス一覧表」をチェック
財務諸表の読み方(収益性)
有料老人ホームと親会社の業種との関係


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