介護保険制度が導入されてからというもの、介護業界には異業種からの参入が相次いでいます。

この流れは有料老人ホームにとっても例外ではなく、例えば、病院系、セキュリティ系、金融系、不動産・建築系、生保系、飲食系、教育系、宗教系など、様々な業界からの参入があります。

ただし、親会社までたどっていっても、その系統がよくわからないという運営会社も多くあります。

親会社や運営会社がどのような業種・会社かということで特徴付けるのは、あまり意味がないといえます。

一般的には、セキュリティ系であれば安全面がしっかりしている、建築・不動産系であれば建物はしっかりしている、飲食系であれば食事にこだわっているなどがいえるのかもしれません。

しかしながら、だからといって、飲食系ではない有料老人ホームは食事にこだわっていないかといえば、そんなことはありません。

たとえ、同じ系列のホームであっても、そのホームごとの施設長やスタッフによってもサービスの質などは違ってくるということはあるのです。

なので、そういったことも意識しておくとよいと思います。

□「契約の解除」
□「前年度退去した人の数とその理由」「居室の状況」
□「契約締結日から90日以内の契約解除による返還金」「介護サービス一覧表」
□財務諸表で経営の安定度を知る
□財務諸表の読み方（長期支払い能力）

□「入居者の状況」「入居率」
□「利用料」「保全措置」
□「介護サービス一覧表」をチェック
□財務諸表の読み方（収益性）
□有料老人ホームと親会社の業種との関係